七里御浜は、三重県南部に位置する海岸で、熊野古道の海上ルートとしての歴史があり、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの「世界遺産」に登録されています。七里御浜は南北20km以上にわたって続き、熊野灘の荒波が打ち寄せる、日本で一番長い砂礫海岸です。
七里御浜は「吉野熊野国立公園」に属し、「日本の渚百選」「白砂青松百選」に選定されているほか、「21世紀に残したい日本の自然百選」にも選ばれています。アカウミガメの上陸地としても知られており、豊かな自然が残る貴重な海岸です。小石と砂からなる美しい海岸ですが、波が高いため遊泳は禁止されています。
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