辺戸岬は、沖縄本島の最北端に位置する絶景岬で、一帯は「やんばる国立公園」に属します。
太平洋と東シナ海がぶつかる沖合からの荒波が、サンゴ礁の断崖絶壁に打ち付ける様は迫力満点で、天気が良い日には西方に伊是名島(いぜなじま)・伊平屋島(いへやじま)が望め、北方には約22km離れた鹿児島県の与論島(よろんじま)も見えます。
辺戸岬には平和に関するモニュメントも設置されており、「日本祖国復帰闘争碑」は祖国復帰の闘争が繰り返されていたことを忘れまいと、沖縄が米国から日本に返還された1972年に建立されました。
「ヨロン島・国頭村友好記念碑」は、占領時に沖縄本島と与論島の間の海上で開かれていた、年に一度の交流集会を偲んで、その時の友好の証となっています。
辺戸岬の背後には特徴的な山容の「大石林山」がそびえ立ち、古来より聖なる地とされ、パワースポットとしても有名です。
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