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府内城(ふないじょう)は、大分市の中心部にあった城郭跡で、江戸時代には府内藩の藩庁が置かれ、「日本百名城」の一つに数えられます。
府内は鎌倉時代から戦国時代にかけては豊後国の守護職・守護大名であった大友氏の拠点でした。その後、江戸時代初期に竹中氏によって近代城郭として拡張・整備されました。
明治維新後は廃城となり、太平洋戦争の大分空襲でも櫓が数棟焼失しました。現在は「大分城址公園」として整備されており、人質櫓(二重櫓)と宗門櫓(平櫓)が現存し、大分県の史跡に指定されています。
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