山寺は、松尾芭蕉が訪れたことでも有名で、名句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んでいます。織田信長に焼打ちされた延暦寺の再建時に「不滅の法灯」が山寺から分けられたという逸話も有名です。
頂上から少し下った場所にある納経堂・開山堂の周辺は絶景ポイントとなっています。赤い小さな堂は、写経を納める納経堂で山内で最も古い建物です。開山堂は、立石寺を開いた慈覚大師のお堂で、大師の木造の尊像が安置されています。
そこからさらに先に進むと、五大堂があります。
五大堂は、五大明王を祀って天下泰平を祈る道場で、山寺随一の展望台となっています。五大堂から紅葉と共に境内を見下ろしたり、山麓の山麓の山寺駅周辺を俯瞰できます。逆に山麓から見上げる山寺も素晴らしく、見事な全山紅葉が見られます。
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