特に三之宮峡のハイライトとなるのが、「櫓の轟(やぐらのとどろ)」で、狭い岩場にかかる豪快な滝の滝壺を覗き込むと、淵にこもったような勇壮な音がとどろき渡ることから名づけられ、環境省の「日本の音風景100選」にも選定されています。
また三之宮峡のユニークなところは、明治時代に木材の運搬のために利用されたトンネルが11箇所も残されており、昔はトロッコ道として使われていたものが、現在も遊歩道の一部として利用されています。水流が轟く暗いトンネルを歩くと冒険気分をそそられ、「日本の遊歩百選」にも選ばれています。
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