元は江戸時代中期に加賀藩5代藩主の前田綱紀が金沢城に付属してつくらせた大名庭園で、その後も代々拡張整備されてゆき、13代藩主前田斉泰が現在のものにほぼ近い形にしたとされます。
特に徽軫灯籠(ことじとうろう)と霞ヶ池の景観は、石川県を代表する景観の一つとなっており、また園内の噴水は、日本に現存する最も古い噴水であるといわれています。
桜の名所としても名高く、「日本さくら名所100選」にも選ばれており、特に「兼六園菊桜」は一つの花の花弁が300枚を超える珍しい八重桜で、例年はゴールデンウィーク前後に満開となります。
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