日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に、この桜を植えたといわれ、また鎌倉時代には、日蓮がこの木の衰えているのを見て、祈ったところ蘇ったという伝説があります。
国の「天然記念物」にも指定されているほか、「新日本名木百選」にも選定されています。
樹勢はやや衰えていますが、近くで見る幹の風格はどの桜にも負けません。境内には各地の有名な桜の苗が贈られて植樹されており、「淡墨桜」や「三春滝桜」の子桜も鑑賞できます。
また境内の隅からは「甲斐駒ケ岳」や「仙丈ケ岳」、「鳳凰三山」といった雄大な南アルプスの山々が望めます。
|