のどかな山間集落の小さな神社の境内に立ち、品種はエドヒガンザクラで根回り9m、目通り周囲は11.3mあり、どっしりとした幹から枝が放射状に大きく広がり、たくさんの花を咲かせます。
伝説によると、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が水辺に差した杖が大きくなったと伝えられる神秘的な桜で、その樹形からも神々しい威厳を感じます。
短い階段を登ると境内に入り、すぐ左手に神代桜の巨大な幹が見えます。境内の入口には鳥居が立ち、その奥には社も立てられています。
桜の周囲には保護用の柵があり、その外周を歩けるようになっています。近くから見上げる神代桜には神々しい威厳が感じられ、特に太い幹から四方八方に伸びる枝張りが素晴らしく、根元近くから見上げると、「桜の傘」の下で見守られているような不思議な安堵感を感じます。
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