高岡城は、「日本百名城」に選ばれているほか、高岡古城公園として「日本さくら名所100選」、「都市公園100選」にも選定されています。
江戸時代初期に加賀藩初代藩主の前田利長は金沢城から隠居して富山城に移りましたが、火災によって大半の建物が焼失したため、その代わりの隠居城として築城されたのがこの高岡城です。
その後、一国一城令により廃城となりましたが、廃城後も高岡町奉行所の管理下で、加賀藩の米蔵・塩蔵・火薬蔵・番所などが置かれ、軍事拠点としての機能は密かに維持されたといいます。
現在は「高岡古城公園」として整備され、公園内には射水神社、高岡古城公園動物園、高岡市民会館、高岡市立博物館、高岡市民体育館などの施設があります。
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